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脳の特性を活かして成果を出すノウハウをお伝えします
私がこれまで学び、実践を通して感じてきたノウハウを紹介しています。
職場で効果的に活かせる思われる情報をお届けすることを心がけてます。しかし、私は脳科学者ではありませんので、読者の皆様が分かりやすいように表現はシンプルにしています。
脳科学の専門家の方々からすると専門的には異なる部分があるかもしれませんが、その点はどうぞご了承ください。
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第53回 脳の「想像力」で、無理なく目標達成する秘訣
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 「もっと自分を変えたい」「高い目標を達成したい」と願いながらも、意志の力だけでは続かないと感じることはないでしょうか。 実は、私たちの脳には、根性論に頼らず、目標へと導いてくれる強力な機能が備わっています。 その機能とは、私たちの「 想像力 」です。 脳科学の研究によると、 何かを思い出そうとするときに使われる脳の回路と、新しいアイデアを創造するときに使われる回路は同じ です。 思い出そうとするとき、脳はフル回転しており、思い出せた瞬間にはドーパミンが分泌されて私たちは快感を得ます。 この過程で記憶の回路が強化され、それにより想像力が鍛えられ、脳の基本性能も向上しています。 この想像力の活用法として興味深いのが、有名なマシュマロ実験の結果です。 目の前のお菓子を我慢できた子どもたちは、実際のマシュマロを「ふわふわの雲」や「ただの白い塊」など、美味しさや食感とは全く違うものを心の中でイメージし、食べたい欲求を抑える方法を無意識に使っていました。 これは非常に理にかなった方法なのです。 つまり


第52回 心の支えになる人間関係の築き方
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 私たちは、なぜ他者とのつながりを求め、時に人間関係に悩むのでしょうか。 その答えは、人間が根本的に社会的動物であることにあります。 私たちの脳が、自分が集団からのけ者にされているかどうかを極めて敏感に察知する仕組みを持っている ためです。 私たちの脳は、 目や耳から入る「感覚的な情報」は共有されにくい性質を持っています 。 同じ景色を見てもその見え方は十人十色。同じ音楽を聴いてもその聞こえ方は異なります。 ところが 「感情」というものは瞬時に伝わる性質を持っています 。 スポーツ観戦で日本代表がゴールを決めた瞬間、その興奮と歓喜は一瞬にして観客席全体を駆け巡ります。 職場でも、誰かのイライラや不安は言葉にしなくても周囲に伝わってしまうものです。 感覚的な情報や思考内容は伝わりにくいのに対し、感情は脳という個人の境界を超えて瞬時に共有されます。 では、同じ感情を共有すれば、お互いに優しくなれるかというと、それほど単純な図式ではありません。 しかし、 人間の優しさの根底には「共感回路」という脳


第51回 なぜ恵まれても不満?幸福のメカニズムを解き明かす
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれ、仕事や家庭の責任が増し、なかなか「幸せ」を実感する機会が少なくなっていると感じる方も多いのではないでしょうか。 しかし、脳科学の研究によると 、私たちの脳は「幸せを感じやすい状態」に整えることができるということが分かっています 。 つまり、 周囲の環境を少し変えることで「脳内の環境」を改善し、幸福度を高めることが可能 なのです。 この 幸福感を左右する重要な要素が、「セロトニン」と「オキシトシン」という2種類の幸福ホルモン です。 これらの分泌量を意識的に増やすこと で、日々の生活をより充実したものにできます。 まず、 セロトニンの分泌を促進する方法 として、朝型生活への転換が効果的です。 朝日を浴びること で体内時計がリセットされ、自然とセロトニンの分泌が活発になります。 また、 朝と夕方に30分程度のリズム運動 (ジョギング、サイクリング、水泳など)を取り入れることも有効です。 忙しい方でも、 1日のうち何度か5分程度の腹式呼吸を意識する だ


第50回 仕事も家庭も!集中力を爆上げする脳の切り替え術
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 仕事や家庭において、集中力の管理やストレスの軽減は非常に重要なテーマです。 日々の業務では、多くの作業を同時に進める必要があり、私たちはそのたびに集中を切り替えています。 実は、この...


第49回 忙しいあなたの脳と心を変える運動習慣
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 忙しい毎日を過ごしている皆さん、自身の健康を後回しにしがちではないでしょうか。 仮に、運動不足があなたの脳の機能や将来の健康に大きな影響を与えるとしたら、あなたはどうしますか。...


第48回 パフォーマンスを引き出す食の真実②
日々の業務で脳を酷使し、「最近、どうも集中力が続かない」「大切なことをうっかり忘れてしまう」と感じることはありませんか。 実は、最も身近で効果的な改善方法の一つが「食事の見直し」です。 今回は、脳を最高のコンディションに保ち、仕事の成果を最大化するための食事術をご紹介します。 まず押さえておきたいのは、効率的な栄養補給の基本です。 第一に、朝食はできるだけ摂取しましょう 。忙しい朝でも、脳のエネルギー源となるブドウ糖の補給は欠かせません。 第二に、手軽な菓子パンよりもご飯を選びましょう 。ご飯は血糖値の上昇が緩やかで、午前中のパフォーマンスを安定させます。 第三に、主食は白より茶色を心がけましょう 。白米より玄米、白パンより全粒粉パンなど、精製度の低い食品の方が栄養価が高いのです。 脳機能向上に効果的な食材についても知っておきましょう。 まずは「魚」です。DHAやEPAなどのサプリメントを摂取するのも良いのですが、 魚そのものを食べる 方が他の栄養素もバランス良く摂取できるため効果的です。 調理法は、栄養素が失われにくい 煮魚や焼き魚 が最適です


第47回 パフォーマンスを引き出す食の真実①
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 忙しい日々を送る私たちにとって、食事は単なるエネルギー補給の手段になりがちです。 しかし、 実は食べ物が私たちの脳機能や健康に与える影響は、想像以上に大きいこと をご存知でしょうか。...


第46回 働き盛りのための最強の睡眠戦略③
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 忙しい毎日を送る中で、「もっとパフォーマンスを最大化し、効率的に成果を上げられたら」と感じることがあるのではないでしょうか。 実は、睡眠は単なる休息の時間として捉えられがちですが、...


第45回 働き盛りのための最強の睡眠戦略②
社会保険労務士の内山です。 いつもありがとうございます。 私たちの生活は急速にデジタル化し、これまで人類が経験したことのないストレスにさらされています。 その結果、睡眠時間の減少や、座っている時間の増加が顕著になっています。...
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