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第59回 効果的な記憶術を身に付ける方法

  • 内山克浩
  • 1月12日
  • 読了時間: 3分

社会保険労務士の内山です。

いつもありがとうございます。


忙しい毎日を送っている皆さんは、「最近、物忘れが激しくなった」「集中力が続かない」といった悩みを抱えていませんか。

実は、これらの問題には明確な原因があり、適切な対策を講じることで改善が可能です。


例えば、「昨日、外出先から帰ってきて鍵をどこに置いたのか思い出せない」という経験は誰にでもあるでしょう。

これは、鍵を置く瞬間に別のことを考えていたため、脳が「これは重要な情報だ」という信号を受け取らなかったことが原因です。

記憶するためには、まず集中することが不可欠なのです。


興味深い研究結果があります。

タクシーの運転手は認知症になりにくいという事実です。

これは、常に新しい道を覚え、同時に以前から知っている道の記憶も保持し続けているためです。

このように、日常的に脳を使い続けることが、記憶力の維持には極めて重要です。


記憶には複数の種類があることも知っておきましょう。

記憶喪失になった人は、個人的な体験に関するエピソード記憶は失われても、自転車の乗り方や楽器の演奏といった手続き記憶は保たれている場合が多いそうです。

これは、異なる記憶システムが脳内で機能していることを示しています。


また、記憶力向上の基本は、「書いて覚える」ことです。

人間は本来「反復しなければ覚えられない動物」であり、この事実を受け入れることが大切です。

尚、単純な反復だけでなく、自分に最適な記憶法を見つけることが成功への鍵となります。


記憶力を後天的に鍛えるには、まず「記憶の仕方を学ぶこと」、そして「自分に合った方法を発見すること」が大切です。

単調な反復練習への耐性、一夜漬けの適性、学習環境の好み(リビングか個室か)、音楽や香りとの組み合わせ効果など、様々な要素を試してみましょう。


最も重要な判断基準は、その方法を実践しているときに「楽しい」と感じるか、「無理をしていない」か、「リラックスできる」かという点です。

自分なりの記憶方法を見つけることができれば、それこそが記憶力を後天的に鍛えることになります。

ただし、反復する努力なしに記憶力を向上させることは絶対に不可能であることも理解しておきましょう。


日常的な物忘れにも、実は様々な種類があります。

買い物忘れは短期記憶と作業記憶の問題、日時や曜日の混乱は見当識の問題、顔を思い出せないのは顔認知の問題、人の名前を思い出せないのは長期記憶の問題です。

また、水道やガスの消し忘れは作業記憶や見当識の問題、約束忘れは約束した時期によって短期記憶または長期記憶の問題、住所や電話番号の忘却は長期記憶の問題として分類されます。


私たちの記憶力は後天的に鍛えられますので、自分に合った効果的な方法を見つけて、脳の可能性を最大限に引き出しましょう。

それはきっと、私たちのパフォーマンスと生活の質を向上させる大きな一歩となるはずです。


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