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第58回 脳の特性を理解して、仕事と人生をより豊かにする方法

  • 内山克浩
  • 1月5日
  • 読了時間: 3分

社会保険労務士の内山です。

いつもありがとうございます。


私たちは、毎日多くのタスクに追われながら、仕事の成果と私生活の充実の両立を求められています。

もし、仕事の成果をさらに高め、時間を効率的に使い、豊かな人間関係を築き、そして何よりストレスに強い心身を手に入れることができるとしたら、どうでしょうか? 

その鍵は、「脳の特性を理解し、それに逆らわない」ことにあります。

今回は、脳科学の知見から導き出される、仕事と人生をより充実させるためのヒントをお届けします。


まず、多くの人が「三日坊主」に終わってしまった経験をお持ちだと思います。

その理由は、私たちが過去の経験を通して出来上がった「自分はこういう人間だ」という自己イメージにあります。


例えば、過去に揉め事を仲裁した経験のある人は、今回も無意識のうちに仲裁役を引き受けやすく、逆に深入りしなかった人は今回も深入りしない傾向があります。

この自己イメージは、行動を固定化し、同じ行動パターンを繰り返す原因となります


もし、あなたが過去の経験から「どうせ私には継続できない」というイメージを抱いているとしても、それは改善の絶好のチャンスです。

「面倒だな」と感じたときこそ、ほんの少しでいいから、あえて行動を起こしてみてください

「自分は継続できる人間だ」という新たな自己イメージを形成するために、小さな一歩を踏み出すのです。

この小さな行動の積み重ねが新たな習慣となり、やがてドーパミンが分泌されるようになれば、あなたの自己イメージが変化した証拠となるでしょう。


脳には「可塑性」があり、経験を通じて常に変化し続けることができます。

つまり、私たちの潜在的な進化の可能性は、すべて「本人の意識」にかかっています。


脳を動かす強力な原動力となるのが「ドーパミン」という神経伝達物質です。

ドーパミンは私たちに行動を促す最も重要な役割を担っていますが、その分泌が最も活発になるのは、実は「不確かな結果」に対する「期待」が高まったときです。

お金や食べ物、承認、新しい体験そのものよりも、それらが「得られるかもしれない」という「期待」こそが、脳の報酬システムを最も激しく作動させます


次に、私たちの意思決定の質を高める方法についてお伝えします。

私たちが多くの体験を積むと、その体験は側頭葉に蓄えられ、それをもとに意思決定や判断を行います。

しかし、単に経験を積むだけでなく、「意思決定の回路そのもの」を鍛えることが必要です。

そのためには、自分で考え判断するという訓練を積み重ねることが重要となります。


訓練の具体的な方法として、「感動したことを言葉で表し、身振り手振りで誰かに伝える」ことが挙げられます。

マイナスの感情を少し抑えつつ、プラスの感情、特に感動を素直に豊かに表現することは、あなたの意思決定に深みと柔軟性をもたらしてくれるでしょう。

これによって、自分の中の喜怒哀楽を適切にコントロールする力が養われます。


このように、私たちの脳は非常に奥深く、そして活用次第で無限の可能性を秘めています。

その特性を理解し、意識的に活用することで、仕事での成果はもちろん、充実した私生活、そしてストレスに強い心身までも手に入れることができるはずです。


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