第9回 より良い生活を送るために脳を知る
- 内山克浩
- 1月27日
- 読了時間: 2分
社会保険労務士の内山です。
いつもありがとうございます。
「やる気が出ない…」「人生の目的が見つからない…」「人間関係に悩んでいる…」「劣等感に苦しんでいる…」などの悩みは誰もが一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。
これらの悩みを科学的に解明しようとするのが脳科学です。
脳科学を通じて脳を知ることは、自分自身を深く理解することに繋がります。

感情や気持ちの持ち方は、脳のメカニズムと密接に関係しています。
そのため、脳を知ることで、悩みの解決の糸口が見えてくる可能性が高まります。
例えば、最近仕事のモチベーションが上がらないと感じている方は、脳科学的なアプローチで自身の感情をコントロールしようと試みることもできます。
また、人間関係を改善したいと考えている方は、脳を理解することで、より良いコミュニケーション方法を模索することも可能です。
仕事で難しい課題に直面すると「脳が活発に活動し始め」私たちは不安や焦りを感じます。
休日に家でゆっくり過ごしていると「脳はリラックス状態になり」私たちには穏やかな感情が生まれます。
こういったことからも、私たちの感情や心の状態は、脳の働きと深く関連しています。
脳は生きている限り常に学習を続け、心臓が絶え間なく動き続けるのと同様に、決して休むことがありません。
脳内にある約千億の神経細胞は、私たちが体験したことすべてを脳に刻み込んいます。まるで毎日書き込みが続く日記のようです。
脳は、自分が過去に体験してきたことの集大成であり、自分そのものを形作っています。
記憶として刻まれた体験を活かすことが、より良い生活を築くためのポイントになります。
例えば、初めて訪れた旅行での高揚感や、大切な人からプレゼントをもらったときの喜びなどの体験は、脳に影響を与え、その後の考え方や行動を少しずつ変化させていきます。
後々どのように役立つかわからないことでも、「体験したこと」は脳にとっては重要な学習といえます。
次回からは、自分自身を知るための第一歩として、脳そのものに焦点を当てた内容をお届けします。
脳の仕組みを理解することは、単に知識を得るだけでなく、自分自身を深く理解し、さらにはより良い生活を送るための知恵にもつながります。




