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第8回 悩みが多いあなたへ。脳が教えてくれる幸せの法則!

  • 内山克浩
  • 1月20日
  • 読了時間: 3分

社会保険労務士の内山です。

いつもありがとうございます。


「幸せ」って、人それぞれ感じ方が違いますよね。

美味しいものを食べたとき、大切な人と会えたとき、仕事で成果が出たときなど、幸せを感じる瞬間は人によって様々です。

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しかし、実はこの「幸せ」の根源には、脳科学の視点から見ると脳内で働く3つの神経伝達物質が深く関わっていることが明らかになっています。


その3つの物質とは、「セロトニン」、「オキシトシン」、「ドーパミン」と呼ばれ、多くの人が耳にしたことがある言葉かもしれません。

①セロトニン・・・心身が安定し、穏やかな幸福感をもたらす物質。健康な状態の心身で分泌されやすく、リラックス効果や集中力アップにも繋がります。


②オキシトシン・・・愛情や信頼、絆を感じたときに分泌される物質。人と人との繋がりや愛情、安心感をもたらしてくれます。


③ドーパミン・・・達成感や喜び、興奮を感じた時に分泌される物質。目標達成や成功体験など、快感をもたらし、意欲を高めてくれます。


例えば、新しい趣味を始めるなどして、集中して取り組むことでセロトニンの分泌が促進されて、心身ともに安定することで幸福感を感じられるようになります。

また、愛犬と触れ合うことや人とのつながりを感じたときにオキシトシンが分泌され、心が満たされるときも幸せですよね。

そして、目標に向かって努力し、成功や金銭的なものを得たときの高揚感は、ドーパミンによって大きな喜びへと繋がります。


実は、この3つの神経伝達物質は、順番に積み重ねていくことで、より大きな幸せを感じられると言われています。

①セロトニン(心身の安定)を土台に、②オキシトシン(人との繋がり)を育み、その上で③ドーパミン(成功や喜び)を追求していく順番です。


例えば、仕事で成果を上げるためには、まず自分の心身を安定させ、集中力を高める必要があり、そのためには、睡眠をしっかりとったり、ストレスを解消したりするなどしてセロトニンの分泌を促します。

次に、良好な人間関係を築き、信頼できる仲間と楽しく協力することでオキシトシンの分泌を促します。

最後に、これらを基盤として、目標達成や金銭的な安定などに向かって努力し、成果を上げることでドーパミンが分泌され、より大きな喜びと充実感を感じることができるでしょう。


逆に、成功を追求するあまり③のドーパミンだけを追求し、心身を酷使したり、人間関係を犠牲にしたりしてしまうと、より大きな幸せには繋がりにくい場合があります。


幸せを感じやすい脳内環境を整えるためには、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンをバランス良く分泌させることが重要です。

心身を整え、人との繋がりを大切にし、目標に向かって努力する行動を継続することで、脳内は「幸せ」を感じやすい状態に変化していきます。

ぜひ、今日からでも実践してみて、自分にとっての「幸せ」を探求してみてください。

 
 

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