第42回 子どもの勉強方法③
- 内山克浩
- 2025年9月15日
- 読了時間: 3分
社会保険労務士の内山です。
いつもありがとうございます。
英語学習で多くの日本人が直面する最大の壁は、リスニングと単語の暗記です。
しかし、なかなか上達しないことには科学的な理由があり、適切な方法を知ることで劇的に改善できます。

今回は、子どもから大人まで役立つ英語学習についてヒントをお伝えいたします。
英語のリスニングが難しいと感じる最大の理由の一つは、日本語と英語が持つ「音の周波数」の違いです。
日本語の周波数は、最大でも1,500ヘルツ程度しかありませんが、英語は2,000〜16,000ヘルツもの高い周波数があります。
低い周波数に慣れ親しんだ脳で、突然高い周波数の英語を聞き取ろうとするのですから、困難なのは当然です。
しかし、脳には習慣によって変化する素晴らしい性質があるため、高い周波数を聞く習慣をつければ、自然と英語を聞き取れるようになります。
リスニングと同様に、多くの人が苦戦するのが英単語の習得です。
覚えにくい英単語は、脳にとって「印象が弱く」、それほど「重要性が高くない」と判断されているためです。
脳は、生命維持や日々の活動に直結する重要な情報、あるいは強烈な印象を伴う出来事を優先的に記憶します。
単調な単語の羅列は、脳にとっては「どうでもいい情報」として認識され、短期記憶に留まり、やがて忘れられてしまうでしょう。
短期記憶から長期記憶へと移行させるには、「重要性」を脳に繰り返し刷り込む必要があり、最も確実な方法が、「反復して何度も書く、何度も声に出す」ことです。
特に声に出して覚える方法は、外国語学習において非常に有効です。
長期記憶に移行させる方法に「4回繰り返す53日定着法」というメソッドをご紹介します。
これは、翌日に1回目、その後1週間後に2回目、さらに2週間後に3回目、そしてその後1か月後に4回目と繰り返し思い出すことで、記憶を定着させる方法です。
さらに、長期記憶への定着を助けるための様々な記憶術も存在します。
場所法(記憶すべきことを、部屋のベッドや机、カレンダーなどに結び付けて覚える方法)
ペグ法(時計の文字盤、体の部位、10本の指、商店街のお店など、順番に並んでいる物に記憶すべきことを結び付けて覚える方法)
変換記憶法(1を鉛筆、2をアヒル、3を耳といった具合に、記憶すべきことを数字や文字に置き換えて覚える方法)
その他にも語呂合わせ記憶法、歌唱法、メモリーツリー法など、様々な手法があります。
記憶を助けるこれらの手法を活用し、地道な努力を「楽しい」「効率的」と感じながら行えれば、きっと英語力向上につながるでしょう。




