第36回 子どもの成長を支える親の役割①
- 内山克浩
- 2025年8月4日
- 読了時間: 2分
社会保険労務士の内山です。
いつもありがとうございます。
私たちは大人になるにつれて、失敗を恐れるようになっていると思いませんか?
「もし失敗したらどうしよう」と不安に感じるあまり、現状維持を選んでしまうことも少なくありません。
一方、子どもたちはどうでしょう? まだ見ぬ世界や不確実なことにも、目を輝かせて果敢にチャレンジしますよね。
これはなぜだと思いますか?
それは、子どもたちが「安全基地」を持っているからです。
ここでいう安全基地とは、安心していつでも戻れる場所、すなわち家庭のことです。
この揺るぎない安心感があるからこそ、子どもたちはポジティブな気持ちを保ち、失敗を恐れずに新しいことに挑戦できるのです。
この安全基地がなければ、子どもたちは常に不安を抱えながら育ち、大人になってもネガティブな思考から抜け出せなくなってしまうと言われています。
安全基地は、人間が心身ともに健やかに成長する上で、なくてはならない重要な要素なのです。
子どもたちは、親に対して「私を見て、私を理解して」という気持ちを常に抱いています。
これは、人間が生きる上での本能的な欲求であり、孤独感の解消と自己承認欲求の充足につながり、どちらか一方が満たされれば、もう一方も満たされるという性質を持っています。
親が子どもの存在を認め、理解しようと努めることは、子どもの心の成長に欠かせません。

例えば、子どもが新しい絵を描いたとき、たとえそれが抽象的で何を描いているのか分からなくても、「わぁ、すごいね!何を描いたの?」と声をかけ、真剣に話を聞くようにしましょう。
すると子どもは嬉しそうに説明し、次の絵を描く意欲を見せてくれます。
これは、親が子どもの表現を受け入れ、承認することで、子どもの孤独感が薄れ、自己肯定感を育む瞬間だと言われています。
子どもが持つ本能的な欲求を満たし、「安全基地」を提供することで、子どもたちは自信を持って成長していくことができます。
そして、親である私たちもまた、子どもたちとの関わりを通して、優しさや喜びを再認識できるのではないでしょうか。




