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第10回 上手な目標の立て方とは?

  • 内山克浩
  • 2023年12月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年11月17日

社会保険労務士の内山です。

いつもありがとうございます。


今回は目標を上手に達成するためのポイントをご紹介いたします。

皆さんは目標を立てる時どんな感じで決めていますか?

例えば、現在の自分の体重が80キロであると仮定して 目標体重を設定する場合で考えてみましょう。


ここで大きなポイントは、目標達成にはモチベーションが大きく関係しており、いかにモチベーションを高めるかが重要です。

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先程の体重80㎏の例で考えてみましょう。「体重を10㎏落とす」という目標を立てた場合、「10キロ落とす」という表現は、脳においてはマイナスのイメージを作り出してしまうことにお気付きでしょうか。

逆に「私は70㎏になる」という目標を立てる方が、脳はそれを前向きに捉え、無意識のうちにモチベーションが高まるのです。


脳科学の研究で明らかになっている理由の1つに、興味深い脳の特性があります。

それは、前向きの気持ちでいると、前向きの働きをする脳の状態となり、逆に後ろ向きの気持ちでいると、脳もまた後ろ向きの働きをすることです。

従って、同じ目標であっても、肯定的(前向き)な表現で書くと、脳は前向きに働き、否定的(後ろ向き)な表現で書くと、脳は後ろ向きの働きになるのです。


目標を肯定的に表現することで、脳にポジティブなイメージが湧いてモチベーションが高まり、否定的に表現すると脳にマイナスなイメージが湧いてしまいます。


最近、「意欲がなくなっている」と感じたなら、脳が後ろ向きに働いている状態かもしれません。意識的に前向きな言葉を口にしたり、紙に書いたりして、意識を前向きな方にシフトさせてください。

前向きな脳にチェンジすることを心掛けてください。前向きな意欲ある脳を作ってしまえば、脳のインフラが自然と整備され、モチベーションも自然と高まるでしょう。 


会社内でも、目標設定は否定的な表現を避けて肯定的な表現を使いましょう。

上司は、定期的な1on1の際に部下の発言が肯定的な表現であるか感じ取る能力や、部下の目標を肯定的な表現へと導くスキルが重要となります。

目標は、肯定的な表現にして、モチベーションを高めて達成しましょう。

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