第24回 無意識の健康習慣、どう築けば良い?
- 内山克浩
- 2024年3月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年11月17日
社会保険労務士の内山です。
いつもありがとうございます。
多くの経営者は責任の重い立場にあり、そのためストレスも絶えないことでしょう。
そんなストレスの負担に耐える身体は貴重な資本ですから、適切な食事、運動、睡眠に気をつける方も多いでしょう。
しかし、意識して気をつける状態から、意識せず無意識に健康的な食事、運動、睡眠の習慣が身につくと理想的ですよね。
そう思う理由は、経営者の健康状態は会社の安定に大きく影響するからです。言い換えれば、経営者の健康リスクは会社のリスクに直結し、会社の持続可能な発展に関係します。
健康管理の基本は、睡眠、食事、運動の3つで、この順番に重要度が高いそうです。

まず、1つ目の睡眠ですが、睡眠時間の長さも大切ですが、「睡眠の質」の方が大切だと言われています。質の高い睡眠を得るには、適切な睡眠環境を整えることが効果的です。
例えば、高さの合った枕、最適な硬さのマットレス、いびきや無呼吸状態を防止するためのマウスピース、快適な室温、遮光カーテンなど、はじめにコストはかかりますが、一旦揃えれば毎日意識せず高い睡眠の質が確保できます。
次に、2つ目の食事ですが、健康的に摂る心がけは、脳や身体の健康にとても大切です。
そのため、食材選びや食べるタイミングを決めてしまうことをお勧めします。
食事の際に何を食べるか悩むことなく、食材と食べるタイミングを固定化してはどうでしょうか。
私が実践する食事は、脳や身体に良い食材を摂るよう決めています。
朝食はフルーツと豆乳、ヨーグルト、緑黄色野菜をスムージーにして飲み、昼食はタンパク質を重視しているので魚肉ソーセージと納豆を必ず食べています。夕食には生野菜をオレンジ風味のオリーブオイルをかけて食べています。
食事の順番にも注意を払い、最初に高カカオチョコレートを食べ、その後に生野菜を優先して摂取しています。また、食事開始から15分は脳に満腹感が生じないので、はじめの15分間はゆっくり食べるようにしています。
最後に、3つ目の運動は、運動時間を予め確保し、その時間に確実に行うことが重要です。
例えば、何曜日の何時から何分間、何をするかを予めスケジュールに入れてしまうのです。
また、気に入ったシューズやウエアを準備するなど、自ら運動するモチベーションが高まるアイテムを用意するのも重要です。
私の経験から運動を継続するためもう一つ重要だと感じたことがあります。それは環境です。
自分が心地いいと感じながら運動ができる環境を見つけたことは、習慣化に大きな影響を与えました。ぜひ、運動していて心地いいと感じる景色などを積極的に探してみてください。
健康な習慣を身につけることは、人生に大きな影響をもたらします。
特別な努力をせずに健康的な睡眠、食事、運動の習慣を身につけてはいかがでしょうか。




